2022.02.08
奈良公園を歩いていると、いたるところに風化した土壁を目にします。
整備された様子もなく、崩れてしまったところは崩れたまま。
崩れて壁に穴があいている。
穴をのぞきこむと鹿と目が合いました。
見た目には脆く今にも目の前の土壁が崩れてしまいそうにも見えるけれど、それがかえって良いのでしょう。なかなか趣のある土壁となっております。
土壁の向こう側に広がる荒池園地。
ここはいつ来ても鹿のたまり場になっています。
夏は日陰となってくれる土壁。
毎年壁に沿うように体を預ける鹿の姿をよく見かけます。
すぐそばの浮見堂へと続く道は木々の隙間から差し込む光が優しい。
鹿も落ち着くのでしょうか。
せかせか歩かず、鹿のペースに合わせて歩くのがおすすめ。
競わず争わず。どうぞお先に。
ゆっくり行きましょう。
よしだやより荒池園地までは
徒歩だいたい5分です。
「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」はいよいよ今日から今月14日まで。
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